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胸をはっていますか


結局,観念的な難しいことを言ってたって
納得する根拠っていうのは生活世界なんですよね。

―山田太一



ズシッ



私とPragueさんが主催したスピナー向けイベント『Pen Spinning Memorandum』が9月25日をもって無事終了いたしました。「へー,そんなイベントあったんだ」という方は,イベントブログをご覧いただければ幸いです。

今回はあくまでイベントのオマケ的な感覚で,個人的なイベントの振り返りと反省を記載致します。本当に大したことは書いていないオマケです。


◆イベント開催について
イベント開催の概略については本ブログの過去記事をご覧いただければと思います。

【『Pen Spinning Memorandum』を開催します】
http://hensachiiranai.blog54.fc2.com/blog-entry-164.html


イベント開催の趣旨は「スピナーが”普段語りたいけど語れない何か”を語る機会の提供」です。言わずもがな,昨年末に開催された「ペン回し Advent Calendar 2015」にインスパイアされた企画です。Easeさんに感謝致します。ちなみに,イベントタイトルはPragueさんが考えてくれました。特に古橋悌二・Dumb Typeのオマージュといった寓意はありません。


◆参加者数について
今回のイベントに参加をして下さったスピナーの数は43名でした(主催者の2名を除く)。因みに私がイベント開催前に行ったアンケートをもとに想定した参加者数は37名でした。

参考
アンケート

第一次募集終了時点での参加者数は(主催者2名も含め)7名でした。得体の知れないイベントにも関わらず,備忘録を提出してくださった5名の皆様,本当にありがとうございます。しかしながら,事前の予想を大幅に下回る参加者数だったため,「これはまずい」と思った我々は,第二次募集より50名近くの方々に招待文を送信いたしました。突然のご連絡にもかかわらず,メッセージを送信した多くの方々から「参加してもいいよ」といった内容のお返事をいただくことができました。本当にありがとうございました。


◆備忘録について
ご提出いただいた備忘録は,どれも非常に内容の濃いものばかりでした。今回公開された備忘録を大局的に捉えることにより,今後解決しなくてはならない問題点の発見につながるかもしれません。貴重な備忘録をご提出いただいた皆様には改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

Pragueさんは,投稿していただいた備忘録のすべてにコメントをするという超人的なことをやっておられますが,私は個々の備忘録に関してコメントをする事は避けました。あくまで備忘録をご投稿していただいている立場の人間なので,個々の備忘録をフラットな目線から見ることができないと思ったからです。

しかしながら,イベントの概要にて「MVM(Most Valuable Memorandum)を選び,表彰・賞品する」と宣言してしまいました。※MVMの選出はイベントの趣意と相反するように思われるかもしれませんが,あくまでイベントの副次的な要素として少しでも参加希望のインセンティブになればと思い設定しました(実際にそのような形で機能したとは言い難いことが悔やまれます)。決して,ご提出いただいた備忘録に対して優劣をつけることがイベントの本意ではございません。ご了承ください。

匿名での提出を除く,すべての備忘録がMVM候補である以上は,すべての備忘録に対して自分なりの寸評を記さなければいけませんでした。具体的な選考基準や選考の過程については非公開としておりますが,基本的には主催者二人の好みが色濃く反映されております。「最優秀賞」というよりは「Prague & TheCCAW 賞」と称したほうが適切かもしれません。客観的に公正・公平な選考を想定していた方々には,誠に申し訳なく思っております。


◆反省点
運営における反省点はもう沢山あります。何分私もPragueさんもイベントを開催した経験がなかったので,手探り状態からのスタートとなり,不備も多くありました。ご迷惑をおかけしてしまった皆様,本当に申し訳ありませんでした。

反省点を集約すれば,主催者が我々でなくてはならない必然性が不足していたという点に尽きます。我々が行ったことは「皆様から原稿を募集して,それをただ毎日一つずつ公開していっただけ」です。上記したように,イベントの発想自体も「ペン回し Advent Calendar 2015」から拝借したものであり,特に目新しさやクリエイティブな要素はありません。格好いいイベントサイトを作成したり,凝ったデザインのロゴを作成したりしたわけでもありません。そのため,現在開催されているスピナー向けイベントの多くと比べても,客観的に見劣りするイベントとなってしまいました。ないものねだりかもしれませんが,もう少しイベント運営に関するノウハウを蓄積してから開催に踏み切るべきだったと反省しております。

具体的な反省点はもっと沢山挙げることができます。しかし,自分たちの短所をジョークにして眉をひそめられたくはないので,この辺りにしたいと思います。皆様が感じた運営に対する不満などございましたら,私の方に直接ご意見をお寄せくださればと思います。よろしくお願いします。


◆おわりに

昔,ゴダールが言った。自分は「政治映画を撮る」のでなく「映画を政治的に撮る」のだと。政治映画は,映画を疑わずに政治を語る。そうではなく,政治を疑うのと同じ意味で映画を疑えと。なぜなら,映画を疑えない輩―日常を疑えない輩―に政治は疑えないからだ。
(中略)
単に「論壇というものに憧れる輩」には,論壇を疑うことはできない。単に「学者というものに憧れる輩」には,アカデミズムや映画を疑うことができないのと同じだ。この手の論壇小僧が,社会について発言したくて仕方ないのだ。

―宮台真司×宮崎哲弥『エイリアンズ』あとがきより


今回のイベントを通じて,ペン回しを語ることを正当化したいわけではありません。ただ単に「ペン回しを"語る"ことに憧れる輩」の存在を肯定したいわけでもありません。ペン回しに貢献するため,目の前にある問題に対して自分は何ができるのかを考えた結果,このイベントの開催に至ったのだと思います。しかしながら「このイベントを開催すれば,絶対にペン回し界は活気づくだろう!」とか,そういった類の傲慢さを持つことはできませんでした。それでも,例えば髪の長かった奴が髪を短くしたときに,髪の長かった頃の自分の写真を見て笑ちゃうように,「そういえば,こんなイベント開催したなー」と笑っちゃうような日が来るのかもしれません。皆にとってもそうであればいいと思うのは,私のエゴです。


このオマケを締めくくるにあたって,最後に言わなくてはならないこと。それはこのイベントに関わってくださった皆様への感謝だと思う。特にイベントに参加してくださった皆様と,こんな私と共にイベントを主催してくれたPragueさんには巨大かつ不気味なキスと共に捧げたい。どうも有難う。




以上

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