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大衆に受け入れられることと,専門的な観点から優れているとされることの差


一つの道を究めようとすれば必ず成功と失敗を問われる
しかし…その道を歩むことにこそ掛け替えなない価値が有るのだ

―オキクルミ



ゴロワーズは短くなるまで吸わなくてはダメです。
http://hensachiiranai.blog54.fc2.com/blog-entry-145.html



リクエストを頂いて記事を書く試みの第二弾3回目です。今回頂いたテーマは「大衆に受け入れられることと,専門的な観点から優れているとされることの差」についてです。正直私の手に余るテーマではありますが,自分なりに挑戦したいと思います。

さて,今回リクエストを頂いた際のコメントは以下のとおりです。

「ある作品が”広く大衆に受け入れられていること”と”専門家の観点から優れていると結論付けられていること”の価値の差は何か」というテーマで記事を書いて下さいませんか。

ペン回しに落とし込むなら、スピナーが言う良いFSと非スピナーが良いと思うFS、またはCV製作者から見た良いCVと編集未経験者から見た良いCVの差ということになると思います。


このご意見を頂いた時に私はとても戸惑いました。なぜならば,ペン回しの世界において「専門家と大衆における意見の乖離というものが本当に存在するのか」と疑問に思ったからです。


「専門家と大衆で評価が分かれる」という事象は,音楽にしても絵画にしても映画にしても,おおよそ芸術と言われる多くのものに当てはまる事ではないかと思います。例えば「お笑い」などにおいて,大衆とプロ(専門家)の間で意見が大きく別れるということは往々にしてあるように思います。(参考:http://news.mynavi.jp/news/2015/02/08/044/)果たしてペン回しにおいても同様のことが言えるのでしょうか。


私の予想では,多くのペンスピナーは他のペンスピナーに向けて「ペン回し(CV等の映像作品を含む)」を発信しているのではないかと思います。非スピナーの多くは,日常的に「ペン回し」と触れ合う機会は殆どありません。また,スピナーの多くも非スピナーをターゲットとした「ペン回し」の発信の仕方をしているとは言い難いと思います("ショーとしてのペン回し"においてはこの限りではありません)。とどのつまり「ペン回し」に触れ合い評価を下している時点で,その大半は専門家(ペンスピナー)であるということです。単純に考えれば,ペン回しに対して意見している人間のたいていはスピナーであり,素人の入り込む余地は殆どないと言えるでしょう。この点が,一般的に語られる芸術的なものとの大きな違いです。(音楽や映画や絵画などは一般市民をも対象としていると考えられます)


CV編集においても同様のことが言えるかと思います。CV編集には純然たる「映像編集」的な感性に加えて「ペン回し」的な感性が必要不可欠だと思います。故に,CV編集者の多くは映像編集者であると同時にペンスピナーです。仮に「映像編集」の専門家であり,「ペン回し」の素人という方がCVを作ったとしても,必ずしもスピナーから高い評価を得られるとは限りません(PVとなれば,その限りではないかもしれません)。我々のような編集技術を持たない人間がCVを評価する際に言えるのは「ペン回し的要素に起因する映像編集」に係る部分(編集がFSを生かしたものとなっているか否か等)だけです。OPやED等のテクニカルな部分に関しては言及できる方は(非編集者において)いらっしゃらないのではないかと思います。加えて,ペン回しのCVにおいて,映像編集に関する知識のみを持つ専門家からの意見が飛び交うといった現象は,あまり多くないのではないかと思います。


以上を踏まえると,「ペン回し(映像編集におけるペン回し的な要素も含む)」において意見・評価をしている人間の殆どはペンスピナー(専門家)であり,「大衆との評価の乖離」以前に大衆の意見が入り込む余地がないというのが現状ではないかと思います。


もちろん,「ペン回し」に対して非スピナーが意見するという場合も考えられます。スピナーと非スピナーの意見を比較して見ることのできる機会はそう多くありませんが,Malimo氏によるJapen11thの感想において,(ある種)スピナーと非スピナーの意見を比較するような形で見て取ることができます。

参考:『JapEn!!』―malimoり
http://malimo963.blog.fc2.com/blog-entry-110.html

実は,たくさん見たJapen11thの感想の中でMalimo氏の記事が一番印象に残っています。Malimo氏のご母堂の感想は斬新ではありますが,Malimo氏の感想と比べると論理性はなく,説得力があるとは言い難いと思います(批判ではありません)。このようなスピナーと非スピナーとの意見の違いを取り上げたうえで「専門家と大衆の意見が乖離しており,作品の価値に揺らぎが生じている」と言うには,些か無理があるのではないかと思います。


現状において「ペン回し」という包括的な存在は,大衆から意見がもらえるほどに成熟した存在ではないと言えるのではないでしょうか。仮に,今後「ショーとしてのペン回し」が今以上に世間に浸透することがあれば,(本当の意味で)専門家と大衆の意見が別れてしまうということは考えられます。その時に専門家たるスピナーの一人ひとりが論理性を有していて,且つ客観的な意見を主張できるようになっていることが求められるのではないかと勝手ながら思います。



今回は求められていたテーマと違う内容になってしまったのではないかと思います。「専門家と大衆の意見の差による価値の違い」というよりは,それ自体に疑問を呈する形の内容となってしまいました。すみません。最初は頂いたテーマを忠実になぞるような形で記事を書いていたのですが,一般に語られる「ある作品が”広く大衆に受け入れられていること”と”専門家の観点から優れていると結論付けられていること”の価値の差」をまとめようとした時点で,完全に私のキャパオーバーだと気づきました。頭がウニになりそうでした。本来のテーマである「専門家と大衆の意見の差による価値の違い」については,是非ともリクエストをお寄せくださったご本人様や,その他のスピナーの方々よりご意見が発信されるのを待ちたいと思います。この度は折角リクエストを頂いたのに,こんな感じの記事になってしまい申し訳なく思っています。次回からはもう少しまともな内容で更新できるようにするため反省致します。ごめんなさい。質問や批判やお叱りの声をお待ちしております。

以上


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