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組織としてのJEBが発展していくべき方向について


子供で結構だ そういうのが大人と言うんなら俺はガキのままで結構だ!!

―島耕作


そう思い続ける事ができればと,切に願っています。特に私は。


募集したテーマでブログ記事を書く試みの第二回目です。今回は,ご意見を頂いた「組織としてのJEBが発展していくべき方向について」というテーマの記事です。ご意見をくださった方には心より感謝申し上げます。
今回のテーマは非常にセンシティブな問題に絡んでくる内容であり,正直言って私の手に余るものではありますが,自分なりにチャレンジしてみようかと思います。


さて「組織としてのJEBが発展していくべき方向について」とのことですが,まず最初に断っておかなければならないことがあります。「組織として」という言葉を正確に解釈しようとすれば,それは管理体制上の問題に大きく関わってくることになります。私は極々平々凡々な一介のスピナー(付言するなら自身をスピナーと称する事にすら多少懐疑的)であり,JEBを管理する側の内部事情までは知り得ません。管理上の問題点を正確に洗い出すことができない以上は,「組織としてのJEB」に関して論じることはできません。自分でテーマを募集しておきながらこんな事を言うのは無責任だと思われてしまうかもしれませんが,知り得ないことに対して半可通の知識で論じる事こそが本当に無責任なことだと考えているので,申し訳ありませんが「組織として」のJEBについては然るべき人物によって語られることに期待をしてほしいと思います。


しかしながら,そのような結論で終えてしまうのも忍びないので,今回はあくまでJEBの一利用者として「”コミュニティとして”のJEBが発展していくべき方向について」考えてみたいと思います。まずはコミュニティとしてのJEBが発展していくべき方向についてを考える前に,現状のJEBはどのような役割を果たしているのかを考えてみたいと思います。


まず参照したいのがCrasher氏のブログ記事です。
『机上のペン』「JEB=日本ペン回し界?」
http://kura2009.blog100.fc2.com/blog-entry-4.html)」

Crasher氏は上記の記事内において「日本のペン回しに関する全ての情報や役割をJEBに集約させようとする考え方は間違っているのではないか」と提唱しておられます。

私が思うに、JEBはJEBの役割があり、それを果たしていればいいのではないか、と思う。
役割とは、大雑把に言えば「CV公開の場」、「海外交流の窓口」、「初心者~中級者の交流場」などだ。
現状のJEBはこれらの役割を果たしているように思う。

―Craher氏ブログ『机上のペン』「JEB=日本ペン回し界?」より一部引用


この記事は2010年に書かれたものですが,2016年4月現在においてもその役割に大きな変化はないように思います。付け加えさせていただけるならば,JEB内の『Jeb'Market』における「ペンの交換・売買」は現在でも盛んに行われていることからも,その役割を果たしているように思います。逆に「初心者~中級者の交流場」については,他のSNSに取って代わられたという印象を受けます。


私の考えは基本的にCraherさんの主張と同様です。スピナー同士の交流やペン回しに関する情報を収集するという点においては,JEB内よりもTwitter等のコミュニケーションツールのほうが手軽で利便性に優れている事は明白だと思います。私自身もTwitterを始めたことによって,JEBを訪れる機会は驚くほど減少しました。大抵のペン回しに関する情報(企画やCV公開の情報)は自身のタイムラインをある程度眺めるだけで得ることができるからです。


JEBというコミュニティが今後発展していくためには,そのような非常に利便性の高いSNS等のコミュニティと比べた時の優位性を改めて認識するところから出発するのがベターではないかと考えます。また,システム的な側面(いわゆる電子掲示板システムと狭義的なSNS)の違いとそれぞれの優位性を把握することも重要ではないかと考えます。残念ながらそういった方面に関しては私自身完全に見識不足ですので,この場で詳細に述べることはできませんが,そのような観点からアプローチする事も出発点としては比較的妥当ではないかと考えます。


システム的な側面を勘案するとなると,以下の様な発言も重要性を帯びてくるのではないでしょうか。


以上は「ペン回しの空間http://pen-spinning.appspot.com/)」の管理人であり,Web技術にも造詣が深いEase氏のTwitterでの発言です。Ease氏の発言に鑑みれば「ペン回し界隈においてはイベントサイトを使う習慣がない」という事実が浮き彫りになっています。このようなペン回しの世界における問題点をJEBが主体となってとして解決しようと試みることも,コミュニティとしてのJEBの発展に寄与していくのではないでしょうか。


またEase氏は,昨年末に「Advent Calendar」という企画をペン回しに適用し,外部のサイトを利用した「ペン回し Advent Calendar 2015http://www.adventar.org/calendars/1162)」を企画されました。私も参加させていただいたこの企画では,一人一記事で全日程が埋まるなど大きな盛り上がりを見せました。個人的にも毎日更新される記事を楽しく拝読させていただき,ペン回しのイベントとして成功を収めた事例だと言えます。以下はイベント後に更新されたEase氏のブログ(http://idease.info/blog/)からの引用です。

SNS普及の影響でブログ文化は衰退し、多くの情報や考察はツイッターで小出しに発信されている現状。もちろんそれはそれでメリットも多いのですが、考えをまとめて発信する機会が減っています。

今回のイベントを通して、各々の「語りたいけど語れていない何か」をアウトプットすることができたのではないでしょうか?

―『だるいーず』「ペン回し Advent Calendar 2015を終えて」より一部引用


「ペン回し Advent Calendar 2015」が盛り上がりを見せたことからも,スピナー達は「考えをまとめて発信する機会」「"語りたいけど語れていない何か"をアウトプットすることができる機会」を望んでいます。そしてその需要に応えることができるのはツイッター等ではなく,ブログや(JEBも含めた)電子掲示板システムではないでしょうか。それは即ちTwitterと比較した時のJEBの優位性であると言えるかもしれません。例えばJEB内に存在する「定義全般」のフォーラムなどは,その優位性が発揮されて然るべき場所のように思うのですが,閑古鳥が鳴いているのが現状です。どうやらスピナーが「語りたいけど語れていない何か」には「定義全般」は内包されていないようです。その辺りの実情に関しても目を向ける必要があると,勝手ながら感じています。


「ペン回し Advent Calendar2015」に引き続き,ペン回し界隈において成功を収めた直近の企画として挙げられるのは,2016年1月1日より活動復帰をされ,かつてはチームUFのリーダーも務めていらっしゃったChanPon氏によって企画・立案された「拾いCV完成を目指す週末うp祭りhttp://jeb.s3.zmx.jp/viewtopic.php?f=62&t=22917)」です。この企画においては,ほぼ全ての工程がJEB内で完結しています。参加者も非常に多く,当初の目的であった「拾いCVの完成」という目標も実現しているため,大成功を収めたと言って良いでしょう。そして,企画が成功した要因の大部分がChanPon氏の並々ならぬ行動力と真摯さであることは火を見るよりも明らかです。では,この企画を成功へと導くために全てをJEBで行わなくてはならない必然性はどこにあるのでしょうか。例えばこの企画がTwitter上のみで行われたとしたらどのような結果になったでしょうか。私自身はこの問題に対して二者択一で回答することはできませんが,個人的には,恐らくこの企画はJEB内で行われたからこそこれほどまでの盛り上がりを見せたのだと思っています。その要因を詳細に探ることも,JEB特有の優位性を把握することに繋がり,それらはJEBそのものの発展を促すための要素となるのではないでしょうか。


「JEBの盛り上がり」という観点で言えば,「JEBをもっとわいわい盛り上げましょうのスレhttp://jeb.s3.zmx.jp/viewtopic.php?f=62&t=13181&st=0&sk=t&sd=a) 」が真っ先に思い起こされます。以下はスレッド内におけるORE氏の発言です。

最も理想かと思われるのは規約やルールがあり、それが守られている状態です。
ですが、規約やルールがあるにも関わらず、それらが全く守られていない違反者が大量に闊歩しているのでは規約やルールがない自由な掲示板の方が遥かに良いと私は思っていました。
(中略)
日本最大のペン回しフォーラムであるJEBの管理者の一人となり、少しでもJEBに貢献し、より良いJEBにしていきたいと思い、かなり気合を入れて取り組む決意をし、違反記事などを片っ端から注意や削除を行い続けました。

その成果があったのか否か、又は私の思い違いかもしれませんが、その後違反記事が減ってきたような記憶があります。


ですが、気がついてみるとAciaさんが指摘し、皆さんも感じているようにJEBが変に硬っ苦しくなり、ちょっと表現が難しいのですがフレンドリーさが失われ、盛り上がりに欠けたりと交流の場としての機能が低下し、言葉のニュアンスなどを考えず、適当にストレートに言えば面白くなくて息苦しいフォーラムになってしまった面があると常々思っていました。


単純に違反事項を見つけた際に注意、削除ってフォーラムの規律を正そうとすれば、結果としてJEBがどんどん良い方向へ流れるのではないかと思っていたものの、全体の雰囲気が前記した通りの物となり、自分のせいでJEBの雰囲気が悪くなっているのではないか、自分がJEBを悪くしているのではないかと思うことも多々ありました。
以前一度旧JEBを覗く機会があったのですが、盛り上がり方といいますか、皆の勢いが素晴らしく、正直自分は何をやっているのかと呆然としてしまったこともあります。

―『JEBをもっとわいわい盛り上げましょうのスレ』より,ORE氏の発言を一部引用


このスレッドに端を発して,現在の拾いCVフォーラムの作成やJEBtournament2012の開催に至りました。ORE氏が仰っているように,旧JEBに比べ新JEBにおいてはフレンドリーさが欠落しており,盛り上がりに欠けるような印象も受けます。しかしながら,今のJEBに漂う厳粛なムードは旧JEBでは実現しえなかったもので,OREさんの努力の賜物と存じます。そのように秩序が保たれることは「わいわい盛り上がる」事よりも困難なことではないかと察します。決して「わいわい盛り上がる」事自体を否定するのではなく,規約やルールがしっかりと守られているが故に実現できる盛り上がりも存在するということです。その辺りもTwitterにはないJEBの優位性ととらえて差し支えないように思います。


詰まるところ,現状におけるJEBの役割をしっかりと見出したうえで,JEBが持つ優位性をどのように活かしていくかを考えることが,JEBが今後発展していく方向を模索する上で重要ではないかということです。


急ピッチで書き上げた事もあってか,ずいぶんと内容が散らかってしまい要領を得ない文章になってしまいましたが,以上が私の「コミュニティとしてのJEBが今後発展していく方向」についての(現時点における)考えです。我々スピナーにとってJEBがどういう存在であってほしいかを,各人が再考するきっかけになればと思います。


以上

No title

軽率と言っていいほど大きなテーマを投げてしまい、申し訳ありませんでした。しかし、期待以上の評論でした。本当にありがとうございます。

コミュニティとしてのJEBという話でしたが、この記事の中からも組織としてのJEBについて論じる糸口もたくさんあったように思えました。JEBが日本ペン回し界の全ての役割を負う必要はないという点について、ここは現状をみても論理的にも、ほぼ議論の余地はないと思います。JEBは今や意見交換や交流の場ではなくて、CV等の小さなイベントからNPFやJapEn、WTといった大きなイベントの開催告知や結果報告といった、日本ペン回し界のイベント管理塔なのかもしれません。だとすれば、JEBという組織は、ルールの厳格さはそのままに、イベント開催のフットワークを良くする方向、具体的には開催経験者による新人主催者や新規イベントのサポート面での発展や、新規イベントを申請しやすい窓口の設置(システム面の発展)を推進していくべきと結論して良いかと思います。henagonさんが個人でpsdcトーナメントを開催されていましたが、本来であればJEBで積極的にサポートしていくべきだったのかもしれません。

匿名での書き込みをお許しください。ありがとうございました。次回の記事も楽しみにしております。

Re:

>>匿名 さん
コメントありがとうございます。

私が曖昧にしてしまった結論部分を,非常にわかりやすい形で言葉にして下さってありがとうございます。このような意見が更に発展し,JEB内にて議論ができるようになれば,今後のさらなる発展が見込めるのではないかと思います。今回のテーマは私にとっては少々大きすぎるもので,ご意見を頂いた際にはかなり戸惑いましたが,自分自身のJEBに対する考えを見つめ直す契機にもなりました。ありがとうございます。今後も質問や批判などございましたら,匿名で構いませんので是非ともご意見お寄せください。この度はご意見をお寄せ下さいまして,誠にありがとうございました。

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