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Dr.GRIPの見映えに関する考察 2


「口の中にあるツバは汚くないのに,どうして外に出すと汚いの?」
―養老孟司『「自分」の壁』より


黙って腹にためこめば深刻味を帯びるが、口にすればどうしたって喜劇なのだ
―角田光代『対岸の彼女』より


自分が書いた文章というのはあまり読み返したくないものです。
それは一度自分の手を離れたものなので,その瞬間にどうしても見たくないものへと変化してしまいます。



以前「Dr.GRIPの見映えに関する考察 」という記事を書きました。その際は何種類かのDr.GRIPを用いて,その見映えの違いについて検証しました。今回は「使い込んだDr.GRIPと,そうではないDr.GRIPの違い」という点に着目して,それぞれの比較を試みたいと思います。以前と同様に動画から―



同じオーダー,同じ環境で使用年数の異なる2本のDr.GRIPを回しました。
この2本のDr.GRIPは使用年数を除けば全く同様のペンです。

Dr.GRIP

奥側のDr.GRIP(動画の前半で回しているもの)は購入してから殆ど回しておらず,あまり使い込まれていない状態のものです。手前側のDr.GRIP(動画の後半で回しているもの)は使い込み始めてから約2年程経過したものです。


これも以前と同様に,動画をご覧いただいて抱いてもらった印象が今回伝えたいことの全てかと思いますが,私が抱いた印象や回し心地について少しだけ付言してみたいと思います。


通説的に,Dr.GRIPは使い込めば使い込むほど回しやすくなるとされています。なにか物理的な根拠を示すことができる訳ではありませんが,これは多くのスピナーが納得するところかと思います。
写真からも分かる通り,Dr.GRIPは長期間に渡って回し続けるとボディの塗装が剥げ白くなりグリップは濁り,滑らかな手触りへと変化します。これらの変化に伴って次第に「ペンが回しやすくなる」という現象に繋がるのではないかと考えられます。


動画をご覧いただければ一目瞭然かとは思いますが,ペンの外見(色)が変化することからも,カメラを通した時の見映えに関してそれぞれ違った印象を受けます。使い込んでいないDr.GRIP(動画の前半)は背景との対比もあってかペンの存在感が際立っているように思います。使い込んだDr.GRIP(動画の後半)は全体を通してゆったりとした印象を受け,回しやすさからか,どこか余裕が窺えるような気もします。


動画では伝わらない部分の回し心地についてですが,先にも述べたように使い込んだDr.GRIPの方が回しやすく感じます。大部分の技については使い込んだDr.GRIPの方が成功率も高く,概ね滑らかな回し心地を確保できていると言えます。しかし,使い込んでいない方のDr.GRIPも一概に回しにくいと切り捨てることはできません。使い込んでいないDr.GRIPのグリップ部分は非常に滑りにくく,切り返し技などを多用するFSには,こちらのDr.GRIPの方が適していると言えるかもしれません。


以前オフ会に参加した時に「Dr.GRIPの回しやすさには個体ごとに差がある」という話をしたら,あまり共感を得られなかったことがあります。自分の中では周知の事実だと思っていたので少しショックを受けたのを覚えています。しかしその場にいた方々に何本かのDr.GRIPを回して頂いたところ,概ねその違いを実感していただけた様子でした。
Dr.GRIPの(見映えや回し心地に関する)個体差というものは非常にファジーなもので,言葉にして説明するのはとても難しいものです。しかし,それらはDr.GRIPを回す人間にとっては看過することのできない重要な差です。それらを他人に伝えるのは難しいことではありますが,Dr.GRIPに興味のない方に少しでも興味を持っていただけるきっかけを作ることができたらと思っています。


ご質問やご感想等ありましたら是非コメントください。


以上

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