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なぜDr.GRIPを回すのか


「なぜDr.GRIPを回すのか」というのは,私に付きまとう問題の一つでもあります。

屋上に屋を重ねる事になるとは思いつつも,頭の中の整理と備忘録も兼ねて書いてみたいと思います。


単純に「回しやすく感じるから」「愛着があるから」などの回答も考えられます。
しかしながら,それらはDr.GRIPを回し続けているが故の回答であって
「なぜ回しているのか」という疑問の本質に迫るものではないように感じます。

他のドクグラーの方々がどのような哲学のもとにDr.GRIPを回していらっしゃるのかは,残念ながらわかりませんが
私もドクグラーの端くれとして,稚拙ながらも自分なりの考えを持ってにDr.GRIPを回しています。
以下では(あくまでわたし独自の)Dr.GRIPに対する考え方をまとめてみたいと思います。


今回,Dr.GRIPに対する自分の考え方をまとめてみようと思ったきっかけになった番組があります。
それは2011年11月5日にNHKBSプレミアで放送された「松本人志大文化祭」です。(ネット検索をすれば動画が見つかると思います)
この番組内で松本人志氏がゲームクリエイターの宮本茂氏と対談する場面があります。

以下引用



松本:
宮本さんのその,僕チラッと聞いたのは
オリジナリティへのこだわりがものすごいっていうのは聞いたことあるんですけど。

宮本:
オリジナリティへのこだわりというより…
みんながやるパターンに乗ると,それ以上のものを出さないと駄目ですよね。
独自に考えたものっていうのは,まだ仕上げる余地がいっぱいあるんですよね。
だから,みんな割と怖がるので安全な所に牌を置きにいきますよね。
そのときは結構そこにいっぱい同じようなものが置かれているので,
目立つように置くのにすごい努力がいるんですよ。
けど,独自の所に行くのは危ないですけどもラフに置いてもまだ空いてますから。
そうすると,そのほうが仕事楽しいんですよ。

松本:
あのー,これもう僕がもう何年か前に全く同じ事言ってるんですよね。
あの,いや本当にそうなんですよね。言い換えれば少し卑怯なんですけどね。言い換えれば。

宮本:
そうなんです,そうなんです。

松本:
いや全然卑怯じゃないんですけど。卑怯と言われれば卑怯な部分ではあるかもしれないですね。
誰も行っていない所に行くっていうのは。「あ、お前らここ分からんか」ってどっかで言える部分でもあるので…。
そうですよね,オリジナリティってそういう事ですよね。

宮本:
オリジナリティって…そういう事ですよね。
天性のもので何かこう…本人の中から湧き出してくるものって言いますけど,
それは放っておいても出てくるもので。
やっぱり,人に注目されるオリジナリティっていうのは他のものとの比較ですよね。

松本:
でも…そうですね。でも宮本さんはそうは言っても
ちゃんと大衆もしっかりと掴んでおられますもんね。そこがすごいですね



言わずと知れたクリエイター二人による対談。
引用したのは二人が「オリジナリティ」について語り合う場面です。
少々強引ではありますが,ペン回しにも通ずると感じた部分がありました。
その中でも2つの発言をピックアップして,ペン回しに関連付けてみたいと思います。


まず,宮本氏の「みんながやるパターンに乗るとそれ以上のものを出さないと駄目―」という発言。
  例えば大技やコリアンスタイルなどを追求した上で目立つためには
  どこかで今求められている水準をある程度超える技やコンボ,見せ方を生み出さなくてはなりません。
  それらには大変な苦労や,努力のみでは解決できない部分などもあるかもしれません。

次いで松本氏の「言い換えれば少し卑怯なんですけどね」という発言。
  独自路線を進み仮に認められなくても,理解できない人間の所為にするということもできます。
  Dr.GRIPである程度動画を量産すれば,「ドクグラー」などと称されることとなり
  大技やコリアンスタイルなどの追求に対して,比較的簡単に少々目立つ牌になることができます。
  コツコツと積み重ねるというタイプの努力をしなくても良いという点でも卑怯だと捉える事もできます。
  そういう意味でも私は卑怯なことをしてる自覚はあります。
  (ましてや非利き手のみを使うなど言語道断)


以上はあくまで私の勝手な解釈であって,松本氏や宮本氏の考えていることと合致しているかどうかはわかりません。
しかし,ペン回しもどこかでクリエイティブな側面を有しているとするならば
その根幹にあるものは彼らが意識していることと同じなのかもしれません。


以上を踏まえた上で,冒頭で掲げたテーマに戻ります。

仮に私が「なぜDr.GRIPを回しているのか」という質問をされたら「卑怯だから」と答えることになると思います。
別言すれば,苦労しないで簡単に目立つ牌になるための最短ルートを選んだに過ぎないということです。
(現在の私が目立つ牌かどうかは別として)
元来,他人とは違うことに喜びを感じる少々痛いタイプの人間なので,
その性格がペン回しにも色濃く反映されたのだと解釈しています。
しかし,真にオリジナリティを追求していくのであれば,努力や苦悩というものが須らくつきまとうと思います。

CVなどで未改造のペンを上手に回している人を見ると「オッ!」という気持ちになります。
そう思ってもらえる人を目指して今後もDr.GRIPを回していきたいと思います。


自分にしては比較的時間をかけて推敲したつもりが,趣旨のぼやけた文章となってしまいました。
ですが,読んでいただいた方が何かを考える切っ掛けとなれば幸いです。


両手も同じタイプの卑怯だと思ってますので勝手に無茶苦茶共感しました。
異質さを維持することが困難ですけど、
それさえできれば同じ土俵に上る人がいないので負けないんですよね。卑怯は楽しいです。

Re: タイトルなし

>>友郎さん
コメントありがとうございます。
両手も卑怯だと捉えられるかもしれませんが,ペン回しへの純粋なる探究心からそこに至っている
と考えると一概にそうとは言えないかもしれません。
「卑怯は楽しい」というお言葉に,なんだか心が救われた気がします。
ありがとうございます。

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